こんにちは、「MAKO」と言います。
今回の記事は電子回路でよく見かける「プルアップ抵抗」、「プルダウン抵抗」について書いてみます。
まずは、その違いについてですが以下の違いがあります。
- プルアップ抵抗:
電子回路において信号線と電源を接続することを指します。具体的には、信号を電源電圧レベル(Hレベル)に固定するために使用されます。
- プルダウン抵抗:
信号線とグランド(地)を接続することを指します。これにより、信号をGNDレベル(Lレベル)に固定します。
プルアップ抵抗はスイッチやセンサーなどの外部信号をマイコンに入力する際に使用され、スイッチがOFFの時には「何も入力がないとき、アップ(ON)状態」を保ちます。一方、プルダウン抵抗はスイッチを押した時に「ダウン(OFF)状態」を保ちます。
その用途としては以下とされています。
- 信号の論理固定:
- デジタル回路では、HレベルとLレベルの2値で信号を伝達します。
- 回路の入力信号は、どちらかのレベルで確定されている必要があり、中間電位は許容されません。
- プルアップ抵抗やプルダウン抵抗を使用して、信号の論理を固定しておくことで、システムの信頼性を確保します。
- オープンドレイン出力の駆動:
- オープンドレイン出力は、Hレベルを出力するためにプルアップ抵抗が必要です。
上の記述では具体的にどうなの?
そう思われた方には、以下のリンク先がすごく分かりやすく書かれているように思えますのでこちらを参照ください。