今日は、「MAKO」と言います。
今回は、「Paspberyy Pi Pico W」の内蔵LEDをLチカする方法について書いていきたいと思います。
「Raspberry Pi Pico」での内蔵LEDのLチカについてはこちらをご覧ください。
📄MicroPython で 内蔵LEDのLチカさせてみました(Paspberry Pi Pico W編)
「Pico W」はRaspberry Pi PicoにInfineon CYW43439無線チップを追加搭載し、無線LAN機能が利用可能となったモデルとのことで、無線チップ回り以外は違いがなさそうですが、「Pico」用に作成した内蔵LEDのLチカのプログラムは、「Pico W」では動作しません。
その理由は、以下のRaspberry Pi Pico and Pico W の公式ドキュメントを参照して頂くとお分かりの通り、内蔵LEDのピンが異なります。
- Pico については 、GPIO25に接続されている
- Pico Wについては、WL_GPIO0 すなわち、無線チップのGPIOに接続されている。
この違いから、Picoのプログラムはそのまま動きません。
MycroPythonにて「Pico W」の内蔵LEDをPinとして指定する場合には文字列の “LED” を指定する必要があり、修正したソースコードは以下のようになります。
import machine
import time
# 内蔵LEDはCYW43439無線チップに接続されています(文字列で "LED" を指定する
led = machine.Pin("LED", machine.Pin.OUT)
while True:
led.toggle() # LEDの状態を切り替えます
time.sleep(1) # 1秒待ちます
このコードを実行することで、Pico Wで1秒間隔で内蔵LEDが点滅します。